【ニーズ別】あなたにピッタリの「ルイボスティーの選び方」を徹底解説！

ここ数年の健康や美容ブームで一気に有名になり、もはや「知らない人はいないのではないか？」と言われるくらい認知度が高まったルイボスティー。一日数杯飲むだけで美容や健康に絶大な効果があると言われており、特にここ数年で注目を集めています。

スッキリした飲みやすい味わいでノンカフェインなので、妊婦や子供も安心して飲むことができ、さらにノンカロリーなのでダイエットにも良いと言われています。

そんな身体に嬉しい効果が盛りだくさんなルイボスティーですが、最近では多くの会社が販売をしており、Amazonや楽天でも手軽に購入することができるようになってきました。安価な商品から高価な商品まで、さらに香りがついているものなど様々なタイプが存在しているため、「ルイボスティーを選ぶのが大変で疲れてしまった」という人も多いのではないでしょうか？

本記事では、「あなたのニーズにピッタリ合ったルイボスティーの選び方」をご紹介いたします！

【はじめに】ルイボスティーはどのように栽培されるの？

ルイボスティーは身体の健康を気遣って飲むものなので、ルイボスティーを選ぶ際は、オーガニックかどうかなどの栽培方法も非常に重要なポイントです。

基本的に、ルイボスティー農園で厳重に品質管理されたものであれば、苗植えから刈り入れ、そして発酵に至るまで農薬は一切使用しません。このように、徹底的に有機栽培にこだわっている農園や製造工場はオーガニック認定を受けることができます。以下のようなエコサートや有機JAS規格の認定基準をクリアしている販売者を選ぶことも重要です。

エコサート

日本の基準よりも厳しい項目で審査されている世界基準。厳しく膨大なチェック項目をクリアしている安産性は世界のお墨つきと言えます。

有機JASマーク

有機JAS認定を受けているルイボスティーは、製造過程の厳しいチェック項目をすべてクリアしているため安全性が担保されています。

ニーズ別で分かるルイボスティーの正しい選び方

「コストパフォーマンスが気になる」という方

ロイヤルTのルイボスティー

ロイヤルTのルイボスティーは、日本で一番飲まれているルイボスティーとしても有名です。160パック入って1,250円（1パック7円）という安さで、毎日飲む人にとっては嬉しい値段ですよね。このルイボスティーはお湯出しであれば少し濃い味わい、水出しだと薄い味わいになります。ホットならじっくり時間をかけて飲めますし、アイスなら水分補給を目的にたくさん飲むこともできます。

「健康や美容のために継続して飲みたい、けどお金はできるだけ抑えたい」という方はコストパフォーマンスに優れた大容量タイプがおすすめです！

ティーライフのノンカフェインルイボスティー

ティーライフのルイボスティーは、3gのティーバックが100個入りで1,029円（1バック10円以下）です。1バックで1.0~1.5L煮出すことができ、1日1バック使ったとしても3ヶ月使うことができるのでとてもお得です。

南アフリカ産でJAS認証取得済みの有機栽培、また日本食品分析センターによる「水銀テスト」もクリアしている安心安全の茶葉を使用しています。「安くて高品質の茶葉を探している」という方におすすめです。

「味わい、飲みやすさが気になる」という方

オーガライフの有機栽培ルイボスティー

オーガライフの有機栽培ルイボスティーの最大の特徴は、農薬や肥料を一切使用していないということです。南アフリカの喜望峰（ケープタウン）北西に広がるセダルバーク山脈地方一体の契約農家で育成され、有機JASの認定を受けた上質なルイボスの葉を使用しています。中でも「超高級グレードの茶葉だけ」を使用しており、口の中で広がるまろやかな高級感、オーガニック、上品な香りと味わいが楽しめます。

オーガライフの有機栽培ルイボスティーは、ルイボスティー生産のうち「全体の0.3％未満しか採れない希少価値の高い茶葉」を使用しています。ルイボスの若葉のみを使用しており、小枝をほとんど含んでいません。

「ルイボスティーは飲みたいけれど、味にもこだわりたい」「1ランク上のルイボスティーを飲みたい」という方にはおすすめです。

河村農園の有機栽培ルイボスティー

河村農園の有機栽培ルイボスティーでは、スーペリアというグレードの茶葉が使用されています。茎と葉の部分がバランスよく配合されていて、ルイボスならではの香りとすっきりとした味わいを楽しむことができます。

河村農園では、栽培管理から生産管理、一次加工や二次加工まで一環して徹底管理されており、さらに有機栽培のみの茶葉を使用するのはもちろん化学肥料や農薬は一切使用せずに有機認定を受けている物のみ使用しています。まさに安心安全のルイボスティーです。香りがとても良いので心身ともにリラックスできます。

ニチエーのルイボスティー（スーペリア）

ニチエーのルイボスは、有機栽培100%のスーペリアランクの茶葉を使用しています。厳しい品質管理が求められる日本向けの製造ラインで製造されており、「美味しさも品質もトップレベルの茶葉」が日本へ届きます。

また、輸送中に空気に触れることで茶葉の質が低下しないように真空パックで日本に送られてくるほどの徹底ぶり。スーペリアランクのルイボスティーなので、クセのある独特の香りは抑えられています。

「飲むまでの手間が気なる」という方

セブンプレミアムのルイボスティー

最近では各コンビニで独自に開発した「プライベートブランド商品」が売り出されています。セブンプレミアムのルイボスティーはその一つで、南アフリカ産の有機栽培茶葉を100％使用し、純粋なルイボスティーを丁寧に抽出しています。

550mlのペットボトルとして売られているので、自分で抽出する手間もなく気軽に飲むことができます。さっぱりとした味わいで食事ともよく合います。価格は「550mlで78円」とプライべートブランドのお得感もGoodです。

無印良品のノンカフェインルイボス&黒豆茶

北海道産の黒豆と強火焙煎した大麦の香ばしさが際立ち、ルイボスのくせがあまり感じられない飲みやすさが特徴です。水出し用のティーバックも販売されており、こちらも手軽に楽しむことができます。

ルイボスの健康効果に加え、黒大豆は血行を促進させてくれて冷え性に効果のあるアントシアニンとイソフラボンが豊富に含まれています。さらに大麦にはミネラルや亜鉛も含まれているので、女性には特におすすめです。

「特にこだわりはない」という方

伊藤園のヘルシールイボスティ

日本茶でお馴染みの伊藤園から販売されているヘルシールイボスティ。南アフリカのセダルバーグ山脈で生産される本場の茶葉を使用していることが特徴です。

伊藤園のヘルシールイボスティーは、不発酵のグリーンルイボス茶葉と通常の発酵してあるルイボス茶葉をブレンドしています。グリーンルイボスがブレンドされているため、すっきりとした味わいでくせが少なく食事との相性も抜群です。水とお湯出しどちらでも使えるのも便利ですよね。コストパフォーマンスも良く、ティーバック30袋で600円ほどとお得なのも魅力です。

日東紅茶のオーガニックルイボスティ / ナチュラルショップなごみルイボスティーオーガニック

ルイボスティーの独特な香りや風味はやや薄いですが、フルボディタイプで自然な甘み、爽快な飲み口が魅力です。オーガニック100%の茶葉のみを使用しているので安全安心、有機JAS規格をクリアした工場で商品化されているので安心です。

これらの商品は、他社商品と比較してもくせがなく、独特の香りも抑えられているのでルイボスティーが苦手な方でも飲みやすくなっています。

ルイボスティー選びでやってはいけないこと

「ただ安いだけのルイボスティー」はNG

ルイボスティーを選ぶ際に意識すべきは、茶葉の「グレード」です。極端な話ですが、グレードの低いルイボスティーを選んでしまったことで、せっかく健康のためにルイボスティーを選んでも効果がほとんどない、なんてことにもなり兼ねません。

ルイボスティーのグレードは、主に大きく３つの区分けがされています。

茎の割合が大きく色や味の濃さが特徴の「チョイス」、茎と葉を上手く配合している「スーペリア」、葉の部分が選別されており見た目が非常に綺麗な「クラシック」に分けられます。

この３つの中で、健康や美容という観点からルイボスティーを選ぶのであれば、できれば「スーペリア」もしくは「クラシック」を選びたいものです。この２つであれば有効成分が豊富に含まれている傾向にあります。

さらに実は、「スーパーグレード」という枝の先の部分が使われている最高品質のグレードも存在します。ルイボスの木は「ホウキを反対に向けて地面に刺したような形」とイメージしてほしいのですが、その先端にあたりだけを丁寧に摘み取り、粉砕するサイズや方法にもこだわったルイボスこそが、「スーパーグレード」という称号を得ることができるのです。（ちなみに、スーパーグレードのルイボスティーは収穫される茶葉の中でもほんの数％しか存在しないため大変希少です。）

「原産地が南アフリカ共和国以外」はNG

ルイボスは南アフリカのセダルバーク一体でしか栽培ができない植物なので、「原産地＝南アフリカ共和国」ではないルイボスティーはできるだけ選ばないようにしましょう。

「空気に多く触れるようにパッケージされている、もしくは紙の容器プラス紙袋で包装されているルイボスティー」はNG

ルイボスティーは空気に触れると酸化していくので、放っておくと品質がどんどん劣化してしまいます。ルイボスティーを購入する際は、空気に触れないように真空パックされているか、気密性や密封性の高い脱酸素包装されているルイボスティーを選びましょう。余談ではありますが、人気のあるお店であればあるほど回転率も良いので、鮮度の高い茶葉が並んでいる可能性が高いです。

また、紙だけで包装されたものは茶葉の湿気や匂いを吸収しやすく劣化しやすいです。ルイボスティーに含まれている健康成分であるフラボノイドは湿気に弱く、せっかく良い茶葉でも湿気に奪われてしまってはもったいないです。開封後も密閉容器に入れるなどして品質を保つようにしましょう。

「ティーバックがプラスチック系の素材、もしくは漂白されているもの」はNG

ルイボスティーは、煮出すことで健康効果のある成分を抽出することができます。その煮出しの際にはティーバックも一緒に煮出すことになるので、ティーバックの素材や質にも注意を払う必要があります。

残念なことに、見栄えがきれいな「白い紙製のティーバック」の場合、漂白剤の化学物質が入っている可能性が高いと思われます。（もし店頭で購入する場合は、店員さんに確認してみるのが良いでしょう。）できるだけ、無漂白のティーバックにするか、ティーバックから茶葉を取り出してから煮ることをおすすめします。

また、プラスチックの素材だとホルモンに似た作用のある内分泌かく乱が溶け出す恐れがあります。ソイロン素材（ポリ乳酸、とうもろこしのでんぷん製）や植物性100％のティーバックを使ったルイボスティーが安心です。

まとめ

健康ブームの今、各社から様々なルイボスティーが販売されていますが、上でもお伝えしたとおり「品質」や「グレード」も様々で、それぞれ風味や香りも異なります。

ルイボスティーを飲む際は、「そもそも自分がルイボスティーに求めていることはなにか？」を考え、自分に合ったルイボスティーを選ぶようにしましょう。もし自分ひとりではわからなければ、実際にショップを訪れて、店員さんに直接相談してみるのも良いでしょう。

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